虫歯の殺菌治療

■虫歯の殺菌治療とは?
虫歯の殺菌治療というのは、抗菌剤を使って病巣を無菌化し組織修復を起こさせるという概念に基づく治療方法です。使用する薬剤はミノマイシン・アスゾール・シプロキサンで浸透剤にマクロゴール・プロピレングリコールを用います。この薬剤等名を略してMAC-MPと称します。私は抗菌剤の正しい使用に努めています。

深いむし歯や、歯の根の先の病気にも、MAC-MPをつめることで治療できるので、患者さんの精神的、肉体的な負担も少なくて済みます。

■虫歯の殺菌治療のメリット
抗菌剤でむし歯を治療することにより、以下のようなメリットがあります。
・歯(象牙質)をほとんど削りません。
・神経を残せる可能性が高くなります。
・治療を、短時間で終わらせることができます。
・患者さんの精神的、肉体的な負担やストレスが少なくて済みます。

■虫歯の殺菌治療の注意点
当院では、痛みの種類やむし歯の進行度合いにより、殺菌治療に進むか否かを判断しています。ごく初期の虫歯など抗菌剤を採用しない場合もありますので、ご了承ください。

殺菌治療で、むし歯治療に関する患者さんの精神的、肉体的な負担は確かに減りました。しかし、万能の治療法、夢のような治療法はまだ残念ながら存在しません。大切なのは、抗菌剤を使わずに済む、初期のうちにむし歯を治療をすること、そして、むし歯にならないように、きちんとケアすることです。

歯科医の本当の仕事は、患者さんがむし歯にならないようにサポートとケアをすることだと考えています。現状での結論は虫歯の殺菌治療と歯周病のパーフェクトペリオシステムだと考えています